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本日、マンホールの蓋の話題がNHKニュース7で放送されました。


その中で、私もマンホール蓋愛好家として取り上げていただきました。


当初放送予定だった昨日は、短距離日本新記録話題が入り延期、今日は小田急線の火災事故があったのでまた延期かなと思っていたのですが、無事下水道の日に放送されてよかったです。


番組内でNHKの蓋が映っていましたが、取材依頼時に「取材終了後、帰りに敷地内の蓋を撮らせていただいてもいいですか?」と担当記者さんにお聞きしたところ、

「問題ないですが、うちにあるのはレアなのですか?」との反応が。

「レアですよ!NHKの敷地や管理しているところにしかないです。それにここには滅多に入れないですし!」と伝えたところ、「ではロケしましょう」となったのでした。

記者さんは「局の敷地内でロケをするのは初めてです」と笑っていました。


帰りに撮ろうと思っていたので、取材という形で堂々と撮れて感謝です!


探すのに時間がかかるのもまずいので、蓋趣味仲間のバイリンガル・アナウンサー山本ミッシェールさん(NHK国際放送局アナウンサー)に蓋のある場所を事前に教えていただきました。

ミッシェールさんありがとうございました(^^)


では、当日NHK放送センター敷地内で撮った、NHKの文字入り蓋を。



本日放送のニュース7に映った汚水桝の蓋。



紋章のアップ。


撮影時は雨がぱらついていたので、乾いて状態が良い蓋は入口付近の軒下にあったこれだけでした。



他にも色々な蓋がありました。



水たまりになっていて鏡のような蓋。 


うっすらと自分が写っているのに後で気づきました。

NHK蓋とツーショット( ^ω^ )(違


暗いのと水面の屈折でなかなかピントが合いませんでした。 


光に反射すると蓋の半分が見えない状態。



大きな電気の蓋。



紋章のアップ。



一番最初にアップした蓋と同じ系統ですが、少し大きくて紋章が真ん中に入った蓋。
このタイプが一番枚数が多かったです。



長島鋳物製の蓋。



同じく長島鋳物製のハンドホール蓋。



他にもまだありましたが、夜で雨が降っていたのであまり良く撮れなかったのが悔やまれます。

いつか昼間にまた取りに行きたいです。

(ただ、警備員さんに確実に誰何されるので、もう撮れないだろうなー)←実際に、取材班がいない状態で帰りに撮っていたら注意されました。すみません。 


※以前ここに蓋を撮りに行ったところ、敷地内には入らせてもらえず、外からしか許可されなかった方もいらっしゃったそうです。

さすがNHK。厳しいですね。

NHK放送センターがある場所は、かつて日本占領アメリカ軍居住区域のワシントンハイツがあったところだそうで、NHKはオリンピックのホスト局ということから、主会場(国立競技場)の近くに放送施設を作りたいのと、将来的にはNHK本部もそこに移す予定から払い下げを依頼し、1964年に日本に返還後、選手村、代々木競技場などとともに東京オリンピックの放送センターが建設され、東京五輪終了後にNHK放送センターになったそうです。


ということは、このNHK蓋たちは現在55歳くらいということですね。

そのあともいろいろと部局が増え、増築につぐ増築のせいか中は迷路のようでした。 

一人で放置されたらすぐに迷子になる自信があります。 


でも、上の階の自販機には飲み物以外にもここで生活できるんじゃないかというくらいのアイテムが揃っているそうなので、迷子になって外に出られなくても餓死せずにすみそうです。 


古い建物にありがちな埃臭さもなく、どこも床にはちりひとつ落ちておらず、備品の管理も徹底されているのはさすがでした。


そんなNHK放送センターですが、昨年の夏に建替計画が発表されましたね。
着工は2020年開催予定の東京オリンピック・パラリンピック終了後、竣工予定は2036年。
、、、長い。

強度や耐震性の面や、防災・減災報道の拠点としての活用などが考えられているそうですが、そうすると、このNHK蓋達ともあと数年でお別れなのですね。

それまでにまたNHKに呼ばれるということはもうなさそうなので、今回が最後になるのかな。。。 


放送の二日前に、webニュースがあがっていました。

NHK WEBニュース「かつて臭いもののふた 今は地域の宝